だれひとり取り残さない
全患者救命
Emergency and Critical Care Medicine

特殊な環境の中でも、
最善の医療を尽くす

ようこそ愛知医科大学病院 救命救急科・高度救命救急センターのHPへ。当センターは、愛知県で最初に高度救命救急センターの認可を受け、ドクターヘリ運営も20年の実績を誇る施設です。また医学部災害医療研究センターの運営にも携わっており、基幹災害拠点病院として愛知県地域防災計画上重要な役割を担っています。また2023年からは愛知県初の重症外傷センター試行施設に指定されています。このHPに訪れて頂いたすべての医療関係者の皆さん、ぜひ当地域の救急災害医療を私たちと一緒に盛り上げてゆきませんか?

当センターでは、「Academic Critical Care」をモットーに、研究・教育・臨床の3本柱を集結して救急患者全例救命を目指しています。救急現場に医療スタッフが赴き、病院前から早期に治療を開始するドクターヘリはもとより、救急蘇生室では、Hybrid ERの導入も決定しており、それらを最大限に駆使した早期治療介入によるさらなる救命率向上を目指します。そして、救急現場から集中治療室(ICU)管理までシームレスなCritical Careを展開しますが、その過程では終始、スピーディーかつダイナミックに変化する重症病態への対応も要します。Critical Careの主目的は、重症患者の生理的環境を、各病態に即した最適な状態にいち早く持ち込み、そして維持することにより、原因疾患の治療と回復を図ることです。私たちは、病院前、ERからICUにかけて、各種モニタリング装置や人工補助療法を駆使しながら、各患者さんにtitration therapyを行い、病態の可及的早期改善を試みるCritical Careを昼夜問わず行っています。そして、その個々のケースへの診断、治療が、良い転帰に繋がることを励みに取り組んでいますが、それにはPrecision Medicineの概念を背景としたBench to Bedsideの研究と、その活用も欠かせません。このように、研究成果を臨床に生かし、病院前、ERからICU診療まで、全ては目の前の患者救命のために、全職種でmultidisciplinaryなAcademic Critical CareをOne Teamで実践して行く所存です。いつでもご案内いたしますのでぜひ私たちの働く現場にもいらしてみてください。

教授 渡邉 栄三

Eizo Watanabe

教室について
About

愛知医科大学救命救急科は、平成12年に前身の麻酔・救急医学教室から分離して誕生した教室です。愛知県で最初に高度救命救急センターの指定を受けると共にドクターヘリ基地病院として地域医療ネットワーク機能を担い、“全患者救命”をモットーに全力で診療に取り組んでおります。また大学附属の教室としての使命を果たすため、他施設では救命出来ない重症患者救命を可能にする高度医療、臨床の疑問点を分子レベルで探求するハイレベルな研究、きめ細かい教育指導による多数の救急医輩出を目標に、日々の業務を実践しています。

高度救命救急センター
Altitude emergency and critical care medical center

当センターは多発外傷、急性循環不全、呼吸不全、急性脳卒中、重症感染症、熱傷、急性中毒などの最重症患者を主な対象とし、専門各科の協力のもと急性期管理を行っております。救急科専門医、集中治療専門医をはじめとした種々の専門医集団がドクターヘリによる病院前診療、ERでの初療、重症患者管理部門(EICU)での集中治療、回復期病棟でのリハビリテーションと継続性のある一貫した医療を提供することで高い救命率を成し遂げています。また教室の基本方針であるサブスペシャリティの獲得を容易にするとともに質の高いチーム医療を実現するため、緊急外科手術、緊急IVR等の緊急処置は専門各科の協力の下、当科のスタッフも積極的に手技に参加しています。

学生・研修医の方へ
Recruit

当科には様々なサブスペシャリティを持った医師が所属しており、やりたいことが何でも出来、学べる環境です。共に働く仲間を常時募集しており、初期・後期研修医からすでに専門医となられている方まで、各自の興味やライフプランに合わせた働き方が可能です。いつでも見学大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。医局員一同、歓迎いたします。

連絡先
医局長 苛原 隆之(いらはら たかゆき)

お知らせ
News

  • 2023.02.03

    当教室のプレサイトを公開しました。

    FacebookページInstagram も公開していますので是非ご覧ください!

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